数学科研修院 / 第5回案内

第5回研修院の開催について

共同教育学部の教室における対面実施と、オンライン会議システム "Teams" による配信のハイブリッド開催です。 教室と、オンライン会議への接続情報は、参加登録いただいた方々に近日中にお知らせします。 (参加方法については [参加方法(2024年度)] をご覧ください。)
発表内容は以下の通りです。

開催日時・内容

日時: 1月27日(月)19:00開始 (Teams会議には18:30頃から参加可能です。)
場所: 群馬大学共同教育学部(荒牧キャンパス) 8号館2階 数学会議室

1.
発表者:
稲田直登(群馬大学大学院教育学研究科 院生)
タイトル:
見通しを立てる力の向上を目指した中学校数学科における授業開発
要約:
数学の授業で数学的活動を取り入れることが求められており、問題発見・解決の過程から生徒の資質・能力を高めるような授業が今日の学校現場でもよく見られます。しかし、問題解決の場面で、生徒は教師が望むような試行錯誤や、解決の過程からさらに発展したことを考察するようなことはできているのでしょうか。わからず教師や周囲の生徒の解説を待っていたり、解決したことに安心して集中力を切らしてしまっていたりする生徒も見られます。今回は問題解決の場面に注目し、生徒が試行錯誤しながら問題解決できる学習環境を、ヒントカードの作成と問題解決時のルールの設定という視点から考えます。
2.
発表者:
山本惇裕(群馬大学大学院教育学研究科 院生)
タイトル:
数学の学習における生徒エージェンシーの育成 ―個々の学習プロセスの充実に焦点を当てた授業デザインを通して―
要約:
VUCA時代の今、教育活動においては、生徒がエージェンシーを発揮しながら学びに取り組むことが求められています。特別活動や総合的な学習の時間における実践例は見られますが、教科指導において生徒がエージェンシーを発揮している姿とはどのようなものなのでしょうか。そもそも、生徒のエージェンシーを育成するためには、どのような手立てが有効なのでしょうか。今回は、本研究で実践した自由進度学習を基に、数学の学習における生徒エージェンシーを育成するための授業デザインのあり方について検討したいと思います。



  • 対面とオンラインのハイブリッド開催です。オンラインで参加される場合は、PC・タブレット・スマホ等でどこからでも参加可能です。 (当日は群馬大学にお越し頂く必要はございません。)
  • 参加・不参加に関してご連絡頂く必要はございません。
  • ご不明な点がありましたら大下までお気軽にご連絡ください。

皆様のご参加をお待ちしております。