数学科研修院
/ 第2回案内
第2回研修院の開催について
共同教育学部の教室における対面実施と、オンライン会議システム "Teams" による配信のハイブリッド開催です。
教室と、オンライン会議への接続情報は、参加登録いただいた方々に近日中にお知らせします。
(参加方法については [参加方法(2024年度)] をご覧ください。)
発表内容は以下の通りです。
開催日時・内容
日時: 6月24日(月)19:00開始 (Teams会議には18:30頃から参加可能です。)
場所: 群馬大学共同教育学部(荒牧キャンパス) 6号館 C104
1.
発表者:
- 小泉 健輔(横浜国立大学教育学部)
タイトル:
- 小学校第5学年「五角形の内角の和」の授業事例に学ぶ ―ある児童による探究過程と教師の判断に着目して―
要約:
- 子どもたちによる探究をつぶさにみてみると、思いもよらない考えに出会うことがしばしばある。教師として、まずは、その子にとっての思考を探りながら、豊かな発想を味わい、共に楽しむ姿勢を大切にしていきたい。
今回は、小学校第5学年「五角形の内角の和」の授業事例を取り上げ、ある児童による特徴的な動きと、それに対する教師の判断に焦点を当てて考えてみる。
なお、小学校算数科においては、三角形の三つの角の大きさの和が180度であることは帰納的に見出し、それを前提として、四角形の四つの角の和が360度であることは演繹的に考えていくという立場が採られている。本事例では、それらを経て、五角形の内角の和はどうなるかを考えることが取り上げられている。
2.
発表者:
- 山本 亮介 (群馬大学共同教育学部)
タイトル:
- 多角形の外角の和の定理の拡張
要約:
- 多角形において各頂点の外角の大きさの総和が必ず 360° となるが、
対象を"多角形"から、 "凹多角形"、"閉じた折れ線"、"閉曲線"と
拡張していくとき、各ステージで「外角の和の定理」が成立するか、
またはどのように拡張されうるかを考察する。
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対面とオンラインのハイブリッド開催です。オンラインで参加される場合は、PC・タブレット・スマホ等でどこからでも参加可能です。
(当日は群馬大学にお越し頂く必要はございません。)
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参加・不参加に関してご連絡頂く必要はございません。
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ご不明な点がありましたら大下までお気軽にご連絡ください。
皆様のご参加をお待ちしております。